2015年7月4日土曜日

ドイツ、東欧特集

蒸し暑い6月に入って胃腸も疲れがちな季節には白ワインをメインに味わいました。

2007 ザンクト・ラウレンティウス・リースリング ブリュットはリースリングのほのかな芳香をしっかりとしたミネラルや酸が支えるおいしいゼクトで大人気でした。また、ラベルもクラシックな美しいもので魅了されます。2011フリッツ・ハーク ブウネベルガー ユッファー トロッケンはやや温かさを感じる上品な香りにミネラル感が混じり、キレの良い酸とともに単品でも堪能できる。

2008グリューナー・フェルトリーナー ベートーベンは爽やかな酸が心地よくアフターまで響く。2012ファンダン・デュ・ヴァレー、2012ピノ・ノアール・デュ・ヴァレーという二つのスイスワインも味わいました。めったに飲むことがないスイスワインでしたが、つまみにグリエールチーズとの相性はばっちりで、フォンデューの味のお供を想像しました。また、2011リンゲンフェルダー ドルフェンダーも普段はあまり飲む機会のないドイツの軽めの赤ワインでしたが、地勢やワイン産地の環境の幅広さという意味でとても興味深い会となりました。

スペイン特集

5月はスペイン特集でした。1+1=3カヴァのブリュット、ブリュットナチュレ。超辛口のブリュットナチュレはキリキリと硬質な感じでブリュットすら甘く感じられるほど。2013 バルミニョール・アルバリーノはアロマティックな印象と、ドライな飲み口が爽やかな季節にぴったり。ルエダの白は穏やかな飲み口で飲み飽きない。2008 ティントペスケラ リゼルヴァはまさに飲み頃でテンプラニーニョのフルーツが適切な熟成で枯れたバラ、ブラックベリーなどの香りや味わいに深みが加わり美味。 2011アルバロ・パラシオスのグラタヨップス ビ・デ・ヴィラはフランス品種とのブレンドで、飲みなれた香りや味わいにテンプラニーニョのスペインらしい土壌の味わいが重なりモダンスペインを堪能しました。そのほかに2種のリベラ・デル・デュエロのワインも味わいました。アップがあまりに遅くて記憶が停滞気味で申し訳ない。