2014年2月27日木曜日

イタリア特集

まず、写真を撮るのを忘れて失礼します。
イタリアは地方毎に何度か行ってきたので、今月は全体を比較してみました。

まずは、2011 バガデビ・ディ・ロマーニャは微発泡ワイン。軽やかな泡は爽やかさにあふれスターターとしてぴったり。2012 ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミアーノはトスカーナを代表する白ワインで、淡いカリンのような香りのミディアムボディでアフターの心地よい苦みをもつミディアムボディの白ワインで、イタリアらしい、ボディとすっきりとした酸がとてもチャーミング。トスカーナといえば、当然キャンティクラシコで2010ファンテルトーリ。カベルネソービニヨンに似たしっかりしたボディにシラーの暖かさ、ピノのやさしい粘着性のようなものにイタリアらしいしっかりした酸にタンニンを伴うおいしいワインでした。

アドリア海に面した2008 マリナ ツヴェティッチ モンテプルチアーノ ダブルッツオは南の太陽が感じられるまろやかな果実味と灌木のような香りと味わいで地元品種ならの骨太感が伴う。2007カナヤ セレッツイオーネ ゴールドロッソ ヴェロネーゼは陰干しパッシートによる干しぶどうのような甘みや乾燥果皮の渋みが特徴で好みは分かれました。

2003 ゾッコラーロ バローロはまさに飲み頃でネッビオロ特有のやや色味が薄いなかでオレンジ色のエッジに腐葉土や枯葉のニュアンスを伴ったベリーやチェリー、たばこの葉のような香りが混じわり、口にふくむと粘着性の感じられる全体をまとめるバランすのよい味わいのしなやかさに、細やかに溶けこんだタンニンと途切れない酸が長く心地よいアフターとなりいつまでも余韻が楽しめるワインで良いイタリアワインの熟成の美しさを満喫しました。 

(会社を半休にしてまで広範囲におつまみをそろえてくださった)イタリアンおつまみもお皿にあふれるばかりで、比較的簡単においしいものが手に入るイタリア料理にイタリアンワインは食事と共に更に価値を増すワインの醍醐味を堪能できました。