2012年9月27日木曜日

カリフォルニア その1

カリフォルニアの前半は2007アーガイル ゴールドエディション、2010リュサック シャルドネ、2010カレラ セントラルコースト、2007マリマートーレス ピノノアール ラ・マシア、2006 オーボンクリマ ノックスアレキサンダー、2001ルネッサンス カベルネソービニヨン リザーブ、2006 マウント・イーデン カベルネソービニヨン、2003 ルビコン カスクを選びました。
 
マリマートーレスのピノノアールとマウント・イーデン、そして特筆は2001 ルネッサンス カベルネソービニヨン。11年の熟成でタンニンと果実味が融合し、酸味を伴いワインとしてとても美味。リリース後においしいというのがカリフォルニアの売りであったとしても、飲みごろまで発売を伸ばして、おいしく味わえるのはワイナリーの良心を感じる。普通はライブラリーワインとして価値を加えて売るものがほとんどの中で希有。カスクもサンフランシスコのルビコンレストラン、ワイナリー、また東京で数年前に飲んだ時には、まだ樽香の印象が強かったが、我が家のセラーで静かに9年を経た現在は全てが溶け合って、カリフォルニアを母にボルドーを目指した本来の味わいが良い方向にでていた印象深い飲みごたえでした。