2012年7月6日金曜日

北イタリア

カ・デル・ボスコのフランチャコルタはまるでクリスタルのような透明の容器に淡い黄色の発泡酒でオレンジの花やアプリコットの香りにミネラル感とアフターのわずかな苦みが伴う初夏の陽気にぴったり。ピエロパンのソアーベクラシコはわずかな海の塩味を感じる。アサリなどの酒蒸しに合わせたいと思った。スキオペッティーノというフリウリ・ヴェネチアのワインは土着の品種を使っためずらしいものであったがヴィンテジが2004ということで、熟成が効いていてココア、ナツメグなどのベーキングスパイスの香りが心地よく、これらのスパイスを使った料理のみならずアップルパイにも合いそう。

本日のメインはカ・ヴィオラの2008バルベラ・ダルバ ブリケットとプリッコ・フィアスコの2007バローロ。同じピエモンテでも品種が違うのでそれぞれの個性が際立つ。バルベラは陽気で明るい赤いベリー系の香りとミネラル感がいっぱい。アゼリアは近代バローロのスタイリッシュな香りとアフターまでの変化する味わいを満喫できる。イタリアワインはいつも料理を想像させて楽しい。http://ameblo.jp/intothevoid/entry-11271827529.html