2011年6月16日木曜日

ローヌ特集

 6月15日ローヌ特集では主に北部を中心にしたワインを飲み比べました。初めてブラインドもクイズ形式で楽しくも真剣に違いを見ました。ギガルのトップラインのコンドリュー ラ・ドリアーヌをニューワールドから唯一参加したニュージーランドのザラ(ヴィオニエ)を質問(1) 品種は同じか? それは何か? (2)どちらが個人的に好きか? (3)ワインの価格としてはどちらが高いと思うか? でした。品種が同じと思う人が圧倒的でしたが、好みの問題となると意外にもザラの人気が高かった。 どちらのワインが高価かというのも75%の人がラ・ドリアーヌと答え、おおむね予想通りの結果でした。 今回は白ワインで1万以上するラ・ドリアーヌに同じギガルの2000円程度のコート・デュ・ローヌブラン、そしてコンドリューと同じコンセプトで作っているザラの嗜好やワインの価格比較などを学ぶという面白い一場面もありました。

また、ギガルの2001コート・ロティ アンピュイはニューワールドとは違うフルーツ圧倒だけでないバランスの良さや土の感じ、暖かでありながら確かな酸味などがお手本らしい熟成を見せて素晴らしい味わいでした。 アラン・グライヨのクローズ・エルミタージュもやや軽めの印象だったがシラーの別の一面を見せつつバランスを保って食事によく合うワインでした。

今回はほぼ全員の参加で和やかで活発な盛会でした。