2012年1月24日火曜日

2012 新年会

りりー会ではいつもテーマを決めて学習しているのですが、新年会は懇親会として、年に一度の「ワイン飲み会」としました。何年も同じ場所で飲みあいながらも、意外と友人の趣味やどんな仕事や暮らしをしているかを知らずにいることが多いもので、ワインが人とのつながりを更に楽しくする媒体であるかぎり、仲間を知ることはとても大事です。

シャンパンの大好きな西村さんにはヴーヴクリコ、ボルドーが大好きな高田さんには南アフリカでロッチルドが作っているルパート&ロッチルド、私自身が訪問してニュージーランドのマーチンボロの風の冷たい急傾斜の畑の50年に近い木から作られているシラー、ジャンシスロビンソンが高評価するブルガリアのリダーク、ムエックスの右岸メルローなど、まさに世界あちこちの個性的なワインを飲みながら親交を深めました。小堀ご主人お手製の料理や、私がリクエストして藤倉さんにお願いしたケンタッキーチキンなど食べ物も豊富で楽しい一年を予感させる会となり笑顔があふれました。

2012年1月16日月曜日

ボルドー特集


 12月はボルドー特集でした。デブルビューのボルドー白レイノンから、2008ブラネール・デクリュ、2008ボイドカントナック、2005ローザン・デスパーニュ、2005アンティアンなどを比べました。写真を撮るのを忘れましたのでひさしぶりにクラス写真とします。

 2008のヴィンテジについては、デカンタ誌の4星(クリュクラスで5星はなかった)を選びました。まだまだ若いので堪能するには早いものの、ブラネールはチャーミングな姿を現し、ボイドカントナックは男性的な力強さを発揮していました。デイリーワインとして選んだアンティアンはヴィンテジの良さから、飲みやすさで好評でした。しかし、時間がたってクラスの終わりごろになると、明らかに実力の差が表れて、ボイドがますます良くなってくるのに比べて、力落ちしましたが、それぞれに飲むシチュエーションを考えれば、さっと大人数で飲んでしまうものと、時間とともに変化を楽しむものとの違いが明確になってよいサンプルになりました。